熊本地震と阿蘇山噴火の関係は?カルデラ噴火で人類滅亡?
日本には様々な火山があります。
その中でもよく耳にするのが、富士
山が噴火したら甚大な被害が出る。
富士山は日本を代表する山ですし、
標高も日本一ですが標高で噴火の
規模が変わるわけではありません。
では、日本で一番危険な火山
はどの火山なのでしょう?
それは「阿蘇山」です。
噂によると富士山が本気で噴火した
時の値を1とすると阿蘇山の本気噴
火は600になるとも言われています。
阿蘇山と言えば熊本。現在、熊本
では大きな地震が続いています。
地震と言えば私たち日本人は津波を警
戒しますがホントに警戒しなくてはい
けないのは活火山の大規模噴火です。
ではどうヤバいのか?阿蘇山が本気
で噴火するとどうなってしまうのか?
わかりやすいように富士山の噴
火と比較して見ていきましょう。
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火砕流と火山灰
火砕流とは
火砕流とは、爆発で生じる火山ガ
スに、火山灰などが混ざり合って、
雲のようになったものを言います。
火砕流は空気より重たいため、山肌
を流れ落ちます。温度は600~700度
と非常に高温で、流れ落ちるスピード
は時速100㎞以上。時速200㎞を超え
るものも珍しくありまん。
火山噴火による災害の中でも最も
危険な現象だといわれているのです。
火山灰とは
火山の噴出物の一つで、主にマグ
マが発泡してできる細かい破片の
こと。木や紙などを燃やしてでき
る灰とは成分も性質も異なる。
主に、直径2mm以下の物
を火山灰と言うそうです。
噴火による被害の比較
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これまでに起こった噴火を元に
双方の被害を比べてみましょう。
富士山噴火の場合
火砕流に関しては、過去3000年
の噴火を元にハザードマップ検
討委員会が出した答えは10K
mまで広がるそうです。
火山灰は風向きにもよります
が、160kmまで到達します。
これは、東京をすっぽり覆って
しまうほどの範囲になりますね。
阿蘇山噴火の場合
阿蘇山が本気の噴火をすると九州全
土、山口県にまで火砕流が及びます。
火砕流の速度は最大時速900キロと
まで言われており、阿蘇山から福岡
県まで10分もかかりません。
九州全土と山口の一部はアッと言う間
に焼け野原になってしまいます。
700度の土砂が900キロのスピードで
迫ってくるのだから九州にいる人の生
存確率は限りなくゼロに近いでしょう。
この時点で死者は1300万人を超えます。
火砕流だけではなく本当に怖いのは火
山灰です。富士山の場合は、160km
程度でしたが、阿蘇山の場合は北海道
にまで火山灰が、到達します。
さらにさらに、成層圏にまで到達
すると言われている火山灰は、気
流に乗って地球全体に広がり、太
陽光を遮断するでしょう。
そうなると地球の温度は下がり氷河
期とまでいかずとも農作物に多大な
影響を与えることが予想されます。
食料が取れなくなると大規模な
飢餓が起き10億を超える死者を
出すことが予想されています。
カルデラ噴火がヤバい
カルデラ噴火とは
破局噴火(はきょくふんか、英語: ultra plinian)とは、地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式で、しばしば地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となる[1]。大規模なカルデラの形成を伴うことから、カルデラ破局噴火と呼ぶ場合もある。また、そのような噴火をする超巨大火山をスーパーボルケーノとも呼ぶ。
引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%B4%E5%B1%80%E5%99%B4%E7%81%AB
阿蘇山が富士山のような形をし
ていないと疑問に思った方もい
るのではないでしょうか?
阿蘇山はカルデラ噴火(破局噴火)
と言って上記のような噴火を起こす
火山として知られています。
カルデラ噴火はその規模の大きさか
ら山の形跡を保てないのです。
イエローストーンと言う世界最
大の火山では山ではなく平地に
なっているというよく分からな
い状態になっています。
なんでもイエローストーンが噴火す
ると世界の人口が半分になり文明自
体が滅ぶ可能性があるのだとか・・
熊本地震との関係
4月16日に阿蘇山の小規模噴
火が報道されましたね。
この噴火と地震は関係してい
るのかと不安に思っている人
も少なくはないと思います。
気象庁の発表では地震との関わりは
無いらしいとされていますが九州の
方は気が気じゃないでしょう。
もともと阿蘇山はおとなしい火山
と言われてきただけに地震との関
係性が浮上してくると焦りますよね。
現時点では気象庁の発表を信じ
て冷静な対応を心掛けるように
しておいた方が良さそうです。
私も、九州在住なので怖くて
仕方ないのが本音です。
どうか噴火しませんように!!