ゴッタルドトンネル開通。鉄道トンネルらしいけどいつ乗れるの?
青函トンネルが世界一の座から陥落しました。
トンネル大国日本の最長トンネルは、そのま
ま世界最長のトンネルでした。
しかし、今回新しくできたゴッタルドトンネ
ルはそのさらに上を行く長さ。
ゴッタルドトンネルはどこにあるのか。
いつから乗れるのか。
調べてきました。
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どこのトンネル?
スイスのトンネルです。
アルプス山脈を南北に貫き、ドイツやスイス
北部からイタリアのミラノまで迂回すること
なく移動できるため1時間ほど時間短縮になり
ます。
総工費1兆3500億円をかけて1時間の短縮です。
乗れるのはいつから?
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本格的な運用は12月を予定しています。
ゴッタルトトンネルは開通しましたが、周囲
の別のトンネル群が開通するまで今しばらく
かかるようです。
また、本格運用が始まっても8割以上は貨物
列車となる見通しで、旅客鉄道は観光的意味
合いが強く、飛行機より高額かつ時間のかか
るものになりそうです。
ヨーロッパに旅行に行ったら一度乗ってみた
いですね。
ただ、アルプス山脈をトンネル通過で済ませ
ていいものかどうか。
アルプル山脈の風景を見ながらのんびり列車
に揺られるのもまたアリですよね。
これまで世界一長かったのは?
1位 (日本)青函トンネル 53.9km
2位 (イギリス・フランス)英仏海峡トンネル 50.5km
3位 (スイス)レッチュベルク=ベース・トンネル 34.6km
狭い国土でありながら、山岳地帯の多い日本
はトンネル技術が発達しています。
東京近郊に限っても、頻繁にトンネルを通っ
ており、通勤時にトンネルをくぐるという方
も多いのではないでしょうか。
日本人にとって身近な鉄道トンネル。
最長のトンネルが日本のものでなくなるの
はすこし寂しいですね。
鉄道トンネルの重要性
鉄道と聞くと、乗り物として移動するための
旅客列車を想像しがちですが、一方で貨物輸
送の要としても重要な役割を持っています。
輸送には空・陸・海とあり、陸輸送には列車
とトラックの2種類があります。
列車は場所が限られてしまいますが、トラッ
クと比べて大量に安く運べるという利点があ
ります。
ゴッタルドトンネルは1輸送あたり1時間の短
縮ですが、そのトンネルを毎日8割以上占有
できることで、大量の物資を運ぶことができ
るでしょう。
ヨーロッパの南北の物流の大動脈としての運
用が期待できるとのこと。
南北格差が縮むといいですね。